昨年(2017年)の白樺峠レポート① byわかば
今年の夏は暑かったですね!いやいや、まだ残暑とは言えない酷暑が続いておりますが… でも、もう鳥たちの世界では秋の渡りが始まっています。そう、9月と言えば、「タカの渡り」です!!
ムシムシした空気が抜けて、秋らしい乾いた空気を感じると、私の心はもう、白樺峠にいます(笑)
そこで、昨年白樺峠に行ってきたレポートをお伝えしたいと思います。今年初めて行ってみようか、もしくは今年も行こう!という、ブログ読者の皆さま、一緒に盛り上がっていただけると嬉しいです。
まずは、アクセス&情報?編をお届けします。ちなみに、①は昨年出かけて書きかけだったものを加筆・修正してお送りしますので、テンション高めですが、ご容赦ください。
(=_=)。「タカがゴミのようだ…」
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昨年(2017年)9月19日に白樺峠に出かけてきました。
ちなみに、一応写真も撮りましたが、志賀元店長や岩本さんのようにはいきませんのであしからず・・・
昨年、私が白樺峠に出かけられる日は9/19(火)or 9/26(火)の二日のみでした。お天気や速報を見ながらそわそわしていました。
直前の三連休前の金曜日(15日)、最初のピークが来てしまい、そのまま台風18号の直撃を受けて天気は下り坂に…これは良い感じ!次のピークを当てるぞ!!と毎日志賀元店長と盛り上がっていました。
気になるのはいつ天気が回復するのか。日曜日(17日)の早くに回復してしまうと、月曜日(18日祝)に飛んでしまいます。かといって、月曜日はそこそこ晴れてくれないと白樺峠の周りに在庫(笑)がありません。この「いつ飛ぶのか」推理するのも、タカの渡りの楽しみの一つです。この時、日本中で私ほど台風の進路と速度に一喜一憂していた人はいないでしょう┐(´-`)┌
ここで基本情報。白樺峠は長野県松本市にあります。東京からは車で4時間ほど。私のお休みは一日しかありませんから、弾丸で出かけるしかありません。
予定としては月曜日ホビーズ退社後、夕食・お風呂・準備を済ませ東京を出発。夜移動して超早朝白樺峠に到着、駐車場で仮眠!というスケジュールを組みました。高速も夜中で空いてるし、我ながらナイス案!と思っていたのですが、直前の小笠原・硫黄3島クルーズからの5連勤明けで、目が覚めたら夜中の3時半。盛大に寝坊して、実際に東京を出発できたのでは朝6時30頃でした…
白樺峠タカ見の広場に到着したのは、10:30頃。すでに下の駐車場は車でいっぱいでした。
でも、平日だったからか人の数はそんなに多くなく、観察の場所を確保して、鷹たちに心の中で声をかけます。飛んでくれ~!!!
ちなみに、数年前までGoogleMapで白樺峠を検索してもナビしてくれなかったのですが、今ではヒットするようになっていますので、安心です。松本インターから60~90分くらいでしょうか。
■駐車場からタカ見の広場へのルートは2通り
駐車場からタカ見の広場まではまぁまぁ急な山道を15~30分ほど登らなくてはなりません。道は二本あって、
①急だけどくねくね近道と
②比較的緩やかでまっすくな道があります。
オススメは松本からくると奥に位置する②緩やかな方。でも、あくまで“比較的”なので息があがります。途中に休憩用のベンチがあるくらい(笑)望遠レンズ付きカメラやスコープなどの重い機材を持たれる方はカートを引いて登られています。
■気になるトイレ事情
トイレは駐車場にもタカ見の広場にもありますが、一応ティッシュをもって行きましょう。混み合う週末はトイレットペーパーが品切れだったりします。使用料を払うのもお忘れなく。タカ見の広場も駐車場もトイレも有志の方々がボランティアで管理して下さっています。東京から突然行って気持ちよく帰ってこれるのは、大変ありがたいことです。感謝の気持ちをもって丁寧に使いたいですね。
さて、タカ見の広場について最初に迎えてくれたのは、こいつ!
「ピューーーンッ」
そう!ロケットです!…ではなく、ホシガラス。この日は珍しく、広場の上を何度も飛んでくれました。
残念ながら私の技術では写真に残せませんでしたが、ヒメアマツバメ、アマツバメ、ハリオアマツバメ、ツバメ、イワツバメ達も上空を通過していきます。
■お昼ごはんは事前に準備して
白樺峠 タカ見の広場にはコンビニも水道もありません。松本のインターを降りたら、コンビニで飲み物、お昼ご飯(場合によっては朝ごはんも?)、おやつなどを買い込んでおきましょう。
土日などは有志の方がパンやお弁当の販売に来られることもありますが、不定期なので保証は出来ません。
また、火気の使用も禁止されていますので、タカ見の広場で煮炊きすることはできません。
多くの人が使う場所ですから、ルールを守って、みんなが気持ちよく過ごせるようにご協力くださいね。もちろん、ゴミもお持ち帰りください。
■朝は寒くて、昼は暑い!服装は調整できるように用意して
実は白樺峠のタカたちが多く渡るのは10~15時頃。でも、朝早くいかないと駐車場がいっぱいだったり、広場で良い場所がとれなかったりします。
私は、何より夜明けの澄んだ空気と景色、10時までに多く見られる小鳥たちが楽しみで、毎年早めに登るようにしています。
朝早い時間はとっても寒いです。長袖長ズボンはもちろん、もこもこの防寒服や風を通さないカッパなどがあると安心です。
でも、昼間は晴れると太陽が近く、じりじりととても暑くなります。風通しの良い半袖一枚で大丈夫なことも。そうでなくとも、山の天気は変わりやすいので、調整がきくように用意することをオススメします。
■忘れちゃいけない、日焼け対策と虫対策
白樺峠の標高は約1,600m。晴れると本当によく焼けます(笑)日焼け止めや帽子など、太陽に焼かれないようにご注意下さい。日焼けは思っている以上に疲れますよ。
そして、どんなに暑くてもズボンは長ズボンがオススメ。草が茂っていますし、ブヨなどもいます。
…アクセス&情報はこんなところでしょうか?
詳しくは、「信州ワシタカ類渡り調査研究グループ」のHPをご覧ください。
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