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「リトルターン・プロジェクト」へのお誘い

各地からちらほらと夏鳥飛来の報告が聞こえてきましたね。ホビーズの窓からもツバメが観察できるようになりました。

海辺の夏鳥と言えば、ひらひら舞う「コアジサシ」が思い浮かびますが、そんな彼らが東京のビルの屋上で子育てしていることを知っている人も多いのではないでしょうか?

いやいや、知りません!という方のためにも、今日は「リトルターン・プロジェクト」のご紹介と、今季調査へのお誘いです。

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↑森ヶ崎水再生センター 屋上の人口営巣地で繁殖するコアジサシ

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超、初歩ですが、リトルターン・プロジェクトの「リトルターン」とはコアジサシの英名です。そのまま和訳するとコアジサシ計画!

そして、リトルターン・プロジェクトとは、絶滅のおそれのある渡り鳥、コアジサシの保全を目的として作られた団体です。

コアジサシは夏、日本に繁殖しにやってきますが、問題は繁殖する場所。
もともとは河川の中洲や河原、海岸の砂浜などの草地化していない地面に営巣していましたが、こういった環境は人間による開発で破壊されやすく、営巣地は激減しています。

困ったコアジサシが目をつけたのが、森ヶ崎水再生センターの屋上でした。偶然それを発見した人たちが、営巣地の整備と調査を開始、今もコアジサシの巣立ちを見守り続けています。

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↑調査講習会の調査実習の様子

この活動は多くのボランティアさんによって支えられています。
調査の参加に特別な資格は必要ありません。気になった方、力になりたいと思ったからなら誰でも参加できます。まずは、営巣地を歩く知識をつけるために、「調査講習会」にご参加ください。

・次回予定

  第1回 4月29日(日) 13時30分集合~16時ころ 申し込み締め切り4/25

  第2回 5月13日(日) 10時集合~12時30分ころ 申し込み締め切り5/9

・講習内容

 営巣地立ち入りの際の注意点、調査区画の番号について、巣の見つけ方、コアジサシとシロチドリとコチドリの卵やヒナの見分け方、記録用紙への記入方法、ウズラの卵を代用した調査実技の特訓、などなど盛り沢山。当日、資料も配布します。

詳しくは、リトルターンのHPとブログをご覧ください。

→リトルターン・プロジェクトのHPはこちら

→最新情報(スタッフブログ)はこちら

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調査には参加できないけど、活動を応援したい!という方は、こちらの商品をお求めください。売り上げがコアジサシの保護活動に使われます。

NPO法人 リトルターン・プロジェクト ポストカード ¥540-(税込)

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