小笠原航路に行ってきました&航路に役立つグッズ紹介
今回は8/5~7の日程で、台風5号の合間を縫うような形での乗船となりました。
オナガミズナギドリは2日目の小笠原周辺のみですが、約2000羽をカウントしました。
初日はオオミズナギドリばかりですが、海域で入れ替わるのが面白いですね。
カツオドリも小笠原の海域が中心でした。いつもと同じように、船と併走してトビウオを狙ってました。
シロハラミズナギドリは合計で20羽ほどで、あまり近くでは撮影できませんでした。
また写真は撮れなかったものの、アオツラカツオドリ、シラオネッタイチョウ、セグロミズナギドリ、ヒメシロハラミズナギドリを観察しました。
さらに断定はできませんでしたが、アシナガウミツバメと思われる個体も観察しました。
ちなみにちなみに、アオツラもシラオも帰りの三宅島沖だったので、この時期は八丈航路でもよいかもしれませんね。
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9月には硫黄島クルーズもありますし、秋の北海道周辺では、ミナミオナガやカワリシロハラなども期待できるようになります。
そこで、航路探鳥に便利なグッズを紹介します。
航路で三種の神器的なものが、①携帯イス、②S字フック、③サンダルです。
船のデッキはしぶきなどで濡れますから、ザックなどはS字フックで吊します。耐荷重があればどんなものでも構いませんが、フックをかける手すりの幅も考慮下さいね。
そして航路探鳥を代表するイスがこれ、ウォークスツールです。
脚は2段で伸び縮みしますし、座面が大きく安定しています。
高さも45cm又は55cmと充分あるので、足腰の負担も軽減します。
座面がメッシュなので風通しもいいですし、夏でも蒸れにくくなっています。
ホビーズのヒット商品ですから、ぜひ店頭でお試し下さいね。
●ウォークスツール45cm http://www.hobbysworld.com/item/00080213/
●ウォークスツール55cm http://www.hobbysworld.com/item/00080214/
そして最後にサンダルですが、船内ではトイレやシャワー、食事など、頻繁に部屋から出ることがあります。
そんな時に便利なのがサンダルなのです。とくにシャワー時には少し濡れますので、水気を弾くサンダルは本当に便利です。
しかし個人的には、ゴム草履はあまりお薦めしません。それは、船内とデッキの移動が頻繁にある鳥見のシーンでは、脚を怪我する危険性があるためです。
たとえばデッキに出るドアには、こんな注意書きがあります。
そう、風向きや風の強さによっては、この扉自体が凶器となり得るのです。
したがってサンダルは、足を覆うクロックスのようなタイプのものが安心です。
しかしこのタイプのサンダルでも安心はできません。
濡れたデッキは滑りやすくなりますので、ご使用の際には充分に注意して下さいネ!
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