井の頭公園の生き物がぎっしり200種詰まった「井の頭公園いきもの図鑑」、入荷しました!
住宅街の真ん中にある井の頭公園は、都心とは思えないほど多くの生きものたちの棲み処となっています。
開園100周年を記念して「井の頭公園いきもの図鑑」が発刊されました。
園内に棲息する哺乳類や鳥類、昆虫、植物から変形菌類まで200種余りが季節ごとにまとられめています。
編著者は、井の頭公園と言ったらこの人、BIRDER誌等でもお馴染みの「高野 丈氏」が担当されているので、言うまでもなく鳥に力が入れられています。
井の頭公園の定番種、アオゲラ、オシドリはもちろん、渡りの時期に通過するオオルリ、キビタキ、コマドリ、サンコウチョウ、さらにはブッポウソウ、ミゾゴイのように僅かに記録がある種までくまなく紹介されています。
巻頭には井の頭公園の地図が掲載。御殿山、小鳥の森、玉川上水などの地名も記載されているので、初めて井の頭公園を訪れるという方も安心です。
図鑑部では、種ごとに美しい写真、井の頭公園で見られるエリア名、観察できる時期、生き物の特徴や生態などの解説に加えて、代表的な種、注目すべき種については、「観察eye」として紙面を増やし、観察したい行動や習性、ポイントが紹介されています。
鳥以外には、哺乳類ではタヌキ、アズマモグラ、昆虫ではクロスジギンヤンマ、カブトムシ、植物ではキンラン、マヤラン、さらにはマメホコリなどの変形菌類まで生きものの範囲が幅広く掲載されています。井の頭公園に こんなに生きものがいるなんて!と思わずテンションが上がってしまいます。
コラムも充実していて、ドングリの図鑑なども分かりやすくまとまっています。
図鑑以外には、観察の服装から、双眼鏡やルーペなどの観察機材についての解説、撮影機材の選定や撮影の仕方についてのコラムまで掲載されていて、井の頭公園に限らず、これから自然観察をはじめる方のバイブルとなってくれそうです。
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