2017年6月 台湾探鳥記 其の参
初夏~夏の台湾探鳥ですが、台風以上に怖いものはありません。
十年ほど前の7月下旬に初めて馬祖に行った時、滞在している3日間に台風が3つ接近・通過していきましたからね....(lll゚Д゚)
普段は見にくいはずのタイワンシジュウカラも、今回は何度も姿を見せてくれました。繁殖期ということもあり、家族群も見られましたが、さすが人気のタイワンシジュウカラ、いつ見ても”男前”です。
こちらも人気のミミジロチメドリですが、予想外に多く見られます。そのうち、「なんだミミジロか...」と言われるのはいつものこと。
朝日を浴びて輝くチャバラオオルリ。ガイドさんはこの種名を日本語で伝えるのが苦手なようで、「チャンバラオオルリ」となります。
台湾にも物騒な小鳥がいるのですね。
カワビタキは少し山に入れば普通に見られる鳥ですが、今回はこの1回だけでした。
藪の中では、なかなか姿を見せないタケドリが...。
上空を見上げると、タイワンオオタカが旋回中。日本のオオタカよりも目にする頻度が高く、都市部の公園などでも見かけますね。
カザノワシも低空を飛翔してくれました。換羽中でボロボロですが、さずがに風格漂うブラックイーグルです。
こんな感じで台北方面に移動してきました。今日の夕飯は名物の麺ですませ、北投温泉に到着しました。この北投温泉には、あの日本でも有名な加賀屋さんがあるのです。もちろん、我々はスタンダードクラスの温泉ホテルに宿泊です。
あっ、最近では台湾の温泉ホテルも、日本式で裸で入るところが多いですよ。
さてさて、台湾探鳥記も残り1回となりました。
最終回は、台湾を代表するヤマムスメやズグロミゾゴイなどの身近な鳥と探鳥地を紹介しま~す
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