新春 台湾探鳥記 その壱/全五回
この渓谷にはカワビタキも普通に見られます。最近は日本での記録も増えてきているようですね。
下の写真の個体、最初は10mほど先にいたのに徐々に近寄ってきて、最後は手の届きそうな位置にまで近づいて来ました。観光地で人も多いので、よほど人慣れしているようですね。
杉林渓はあまり時間がなく、早々に大雪山方面に移動を開始しました。途中、時間調整で立ち寄った竹山の植物園では、ズグロミゾゴイの若い個体を観察。
日本でミゾゴイを見るのは難しいですが、台湾でズグロミゾゴイを見るのは容易です。台北市内の公園にも普通にいますからね!
そして植物園では、ヒメオウチュウも発見。ヒメオウチュウはオウチュウよりも標高の高いところに生息しており、体の光沢も多いようです。
そして小さなキツツキ・セグロコゲラも。
そして植物園を出ると、バスはまっすぐ大雪山に向かいました。大雪山に着いたときにはすでに闇の世界...。
ちなみに、今回のツアーで使用した図鑑は「台湾野鳥手絵図鑑(2版)」です。本書は2014年に発行された初版に続き、さらに半年後の2015年3月に発行された最新版のイラスト図鑑です。初版から第2版に改訂される際にも分類の見直しがあり、亜種が種に格上げされた種もあります。
谷口高司さんのイラスト図鑑をお持ちの方も多いと思いますが、掲載種も格段に増えた最新図鑑も参照下さい。今月中はお年玉セールの対象でなんと2000円近く割安になっています
「台湾野鳥手絵図鑑(2版)」 6,200円(税込/2017年1月末日まで)
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