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バードトレッキング!その2 丹沢鍋割山に登ってマミジロに会いたい!

伊勢原に住み始めて一年が過ぎた岩本です。諸般の事情でめっきり遠征に行けないことから、地元のフィールドを開拓しようと大山に続いて丹沢を探索しています。
今回は丹沢の中でも"比較的"登りやすい鍋割山をご紹介します。

そこには、標高の高い山や高原にしかいないと思っていたマミジロをはじめ、立派な尾羽のヤマドリ♂、それを狙うクマタカなど、嬉しい出会いがありました。何より、機材を運ぶのは困難な場所柄、カメラマンはもちろん、バーダーもいない独り占めのバードトレッキングでした。そして今月だけで4回もこのエリアをトレッキングしてしまったのでした。

S7d2_9604マミジロ♀ 5/23

小田急線の渋沢駅から6:48発の大倉行きの神奈中バス(時刻表)に乗車します。

15分ほどで大倉着、トイレを済ませて鍋割山の標識に従って鍋割山を目指します。

Dsc02287_custom大倉(戸川公園)バス停

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■西山林道経由で鍋割山に登るなら「鍋割山 二俣」の道へ!

鍋割山へのアクセスは、大倉から塔ノ岳を目指す、通称バカ尾根と呼ばれる大倉尾根ルートを塔ノ岳の手前の金冷しまで登り、そこから塔ノ岳とは反対に左折して尾根づたいに鍋割山まで行っても良いですが、マミジロ狙いであれば、西山林道を延々と歩き、二俣から後沢乗越(うしろざわのっこし)に登り、さらに尾根づたいに鍋割山へ登るルートが良いでしょう。慣れないうちは登山地図を用意して登ることをオススメします。

西山林道は1時間半くらい延々と林道を歩きます。長くて飽きるので歩きに専念した方が良いでしょう。表丹沢県民の森付近はオオルリが多く、時々クロツグミやヤブサメ、キビタキ、アオゲラなどが現れて疲れを癒してくれるでしょう。

二俣で沢を渡ってしばらくまた林道歩きが続きます。林道の脇に小さな滝があるところで、ヤブサメ一家に遭遇しました。

Dsc02590_custom

S7d2_0294

7d2_0346_custom

葉陰に巣立ちヒナも発見! 5/31

やがて歩荷用のペットボトルが並ぶ登山口からは本格的な登山道となります。
機材はしまって双眼鏡ひとつで登りに専念して下さい。

Dsc02346_customもし、体力に自信があるなら、鍋割山荘まで歩荷にご協力を!

■後沢乗越から鍋割山間がマミジロポイント!

後沢乗越まで一気に登ってからは尾根づたいになりますが、やはり急勾配が続きます。コガラやヒガラ、ゴジュウカラ、オオルリ、カケスに励まされながら登って行きます。

Dsc02354_customなかなかワイルドな雰囲気の後沢乗越

Dsc02602_custom林内を抜けて明るい雰囲気になったらマミジロ注意!

広葉樹の林を抜けると、アセビなどの低木となり、雰囲気が一気に明るくなります。その辺りからよく耳を澄ましてみて下さい。「ヒョイツィィ」や「ヒョロチィー」といったマミジロのさえずりが聞こえてくるかもしれません。

周囲の斜面の落ち葉が積もったところを注意してよく見てみると、ガサガサと落ち葉を返して採餌するマミジロの姿が見られたらとてもラッキーです。アカハラの場合もあります。

S7d2_0430横枝で囀っていた マミジロ♂ 5/31

S7d2_9593斜面の落ち葉の積もったところで採餌中のマミジロ♀ 5/23

また、なかなか姿は見られませんが、コルリやジュウイチ、アオバトのさえずりをよく耳にするのもこの辺りです。

鍋割山の山頂には鍋割山荘があり、ここの鍋焼きうどんは有名です。失われた塩分を補給する意味でも食べておきたいところです。

Dsc02603_custom名物の鍋焼きうどんと引きずりながら持って行った300mmF2.8レンズ。1gでも軽くする為、フードは外してあります。もっと軽い300mmF4のレンズが欲しいです。

さて、鍋割山からは尾根づたいに塔ノ岳方面へと向かいます。鍋割山から小丸、大丸にかけては所々にブナの美林があります。

Dsc02520_custom大倉尾根と違い、登山者もあまり多くなく、明るいブナ林を静かに散策できます。

鳥の方もゴジュウカラ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラに加えて、アカゲラもよく見られます。

7d2_9585_custom突然登山道脇にアカゲラが現れて、慌てて撮るとすぐ近くに巣穴が…すぐに退散。 5/23

小丸の頂付近では「ドドドド」という迫力あるヤマドリのドラミングが聞こえ、そっと藪を覗くと、なんとヤマドリ♂の真っ赤な顔が!感動しました。

S7d2_9010

S7d2_9069ドラミングも披露してくれました。ヤマドリ♂ 5/18

ヤマドリがしきりに上を気にしていましたが、その場を後にして開けた場所に移ると、なんとヤマドリを狙っているのかクマタカが獲物を探して低空を旋回していました。

S7d2_9229頸を伸ばして下を伺うクマタカ 5/18

大丸の頂付近のコバイケイソウの茂る林床でも運が良いとマミジロが採餌している姿が見られるかもしれません。

S7d2_0518採餌中のマミジロ♂ 5/31

小丸から大丸を通り、金冷しを過ぎると程なく塔ノ岳に到着します。ここからまだ余裕があるようなら、丹沢山方面に向かっても面白いのですが、それはまたの機会にご紹介します。

Dsc02409_custom眺望抜群の塔ノ岳山頂からは、天気が良ければ、美しい富士山の姿が拝めます。

帰りは元来た道を戻っても良いですし、面倒であれば金冷しから大倉尾根を下って大倉に下りた方が早くて楽です。

大倉尾根ルートは、標高の高い開けた場所では、ホオジロ、ウグイス、ビンズイがさえずり、視界が開けているので、ホトトギスが鳴きながら飛ぶ姿も見られるかもしれません。ジュウイチもよく鳴きますが、姿が見られたらとてもラッキーです。

花立山荘から下は、イカルやカケスが割と多く、両側の急斜面を注意していると、ヤマドリが慌てて飛び出して行くこともあるかもしれません。

一般的なコースタイム
【上り】
大倉から西山林道を二俣へ 1時間半
二俣から後沢乗越 50分
後沢乗越から鍋割山 1時間半
鍋割山から小丸 35分
小丸から大丸 15分
大丸から金冷し 10分
金冷しから塔ノ岳 30分

【下り】
塔ノ岳から金冷し 15分
金冷しから花立山荘 10分
花立山荘から大倉 1時間55分

丹沢での鳥見は、ほぼ登山なので簡単には辿り着くことができないばかりか、汗水垂らして登ったのにお目当ての鳥に会えないことももちろんあります。かすかな鳴き声や落ち葉をかき分ける音に耳を傾けながら鳥を探すのはまさにバードウォッチングの醍醐味です。苦労の末にお目当ての鳥が目の前に現れた時には得もいえぬ感動を味わえることでしょう。

この時期は虫の季節でもあります。スコーロンやインセクトシールドなどの「着る防虫グッズ」で虫対策と、このエリアではあまり多くはありませんが、ヤマビル対策として食卓塩を準備することをオススメします。あと、山の天気は変わりやすいので、レインコートもお忘れなく!

あなたも登山×バードウォッチング=バードトレッキングに挑戦してみませんか?山登りが趣味の方はプラスして鳥を見る楽しみを加えてみてはいかがですか?

丹沢のガイド本としては「丹沢の自然図鑑(メイツ出版)」が詳しいです。

バードトレッキング その1 大山編

その3 塔ノ岳~丹沢山編

Iwamoto

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