冬の台湾バーディング 其の弐(台湾本島・高山編)
さて第2弾は金門島から台中に飛行機で飛び、そこから大雪山に移動した後の高山の鳥たちを紹介します。
大雪山は台中からも近くてアクセスのよい高山の探鳥地として知られていますが、場所を表す際にはキロ表示を利用します。
具体的にどのくらいの標高でどのくらいの寒さかというと...、宿泊した山荘の標高は約2,300m、そしてニイタカキクイタダキやミカドキジを狙ってきた小雪山ビジターセンター周辺は2,500mを超えています。
まずは、皆さんが見たい小鳥の代表選手はアリサンヒタキ。雨の中の写真なのでイマイチシャープさに欠けますが、凜々しいですね。
そして、アリサンヒタキと似ているキクチヒタキ。この鳥はあまり明るいところに出てこないので、なかなかいい写真は撮れません
そしてツグミクラスの大きさのキンバネホイビー。大きいので見応えもあり写真も撮りやすかったですが、小さな鳥たちを蹴散らすのには参りました。
ミミジロチメドリはもっときれいな鳥なのですが、今回は雨に降られ、高山の小鳥はあまりよく撮れませんでした(また行かなきゃ!)。
そして大雪山といえば、キジの仲間を忘れるわけには行きません。山キジのすばらしさは、図鑑を見ているだけでは分からないと思います。
薄暗くなる頃に道路に出てくるサンケイ、やっぱり男前です! 一夫多妻なので、メスを数羽連れて移動するのですが、この日は2羽だけと少なめ...。
メスがオスの前を横切り、めでたくツーショットをゲット。
バスで移動中、バーダーが群がって撮影している現場に遭遇。何かなと思って調べて貰うと、皆が見たかったヒメフクロウ!
このフクロウは日中も活動するのですが、小鳥たちが集団で威嚇するので、ガイドさん達がよく鳴きまねをします。無事に見られたのは、参加者の半分くらいでしょうか。
山から下りてくる途中にはズアカチメドリも観察。動きが速すぎ、撮影困難な鳥でした。
最後にほ乳類を2種。
キジの登場までは、ちょろちょろ出てくる台湾のシマリスと戯れていました。やはり日本のシマリスと比べると黒いですね。
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