小笠原探鳥記 其の壱(基本情報&1日目)【1/6】
通常の航路便だと合計で6日間かかる小笠原は、なかなか出かけられない、日本を代表する探鳥地です。
《小笠原航路》
まずは小笠原海運のパンフを参照ください。
まずは小笠原海運のパンフを参照ください。
伊豆諸島の南に位置する小笠原群島ですが、目指すは父島の二見港です。
表が小さくて分かりにくいかもしれませんが、1日目の午前10時に東京の竹芝桟橋を出港し、2日目の午前11時30分に二見港に到着します。
つまり、25時間30分の船旅ですね。
《行程》
次に今回の行程ですが、母島にしか生息していないメグロ、父母の両島に生息するアカガシラカラスバト(カラスバトの1亜種)をじっくり観察・撮影することを目的に、母島2泊、父島1泊としました。
ははじま丸は日によって運行が変わるので、まずは、ははじま丸のスケジュールを把握してから行程を考える必要があります。
●行程
11/6) 竹芝桟橋10:00発(おがさわら丸)~
=船内泊=
11/7) ~父島11:30着 父島12:30発(ははじま丸)~母島14:40着
=母島泊=
11/8 母島
=母島泊=
11/9 母島14:00発(ははじま丸)~父島16:10着
=父島泊=
11/10 父島(小湊・八ッ瀬川) 父島14:00発(おがさわら丸)~
=船内泊=
11/11 ~竹芝桟橋15:30着
11/11 ~竹芝桟橋15:30着
出航後、外洋に出るまでの東京湾は、ゆっくり進みます。
海鳥のウォーミングアップとして、周辺の鳥を探しましょう。
海上にはカワウやカモメ類(セグロ・オオセグロ・ウミネコ・ユリ)、ホシハジロ、カンムリカイツブリなどが浮いていたり、飛んでいたりしました。
埋め立て地周辺ではチュウヒやハヤブサ、夏場の海上にはアジサシ類などが観察されることもあり、湾内も侮れません。
浦賀水道を通過して外洋にでると速度が速まり、オオミズナギドリが少しずつ観察されました。
船は、右岸沖合に大島や三宅島などを見ながら南下していきますが、光線状態を考えると、左岸に陣取るのがよいでしょう。
11/6は御蔵島を通過したあたりで薄暗くなりましたが、そこまでで観察された代表的な種は、アホウドリ1羽、コアホウドリ3羽、クロアシアホウドリ2羽、フルマカモメ3羽など。
この時期になると、アホウドリの仲間も繁殖地に帰ってくるのですね。
以下の写真は順に、アホウドリ、コアホウドリ、クロアシアホウドリです。
《船上での観察や生活》
・船上では、観察方向が順光になる方のデッキで観察します。しかし、風向きなどでしぶきが激しい時には、逆光側での観察も仕方ありません。
・船上は風もあり、予想以上に寒さを感じることが多いですから、防寒対策も万全にしてお出かけください。
・船内では、3食ともレストランを利用できますが、食事やトイレの際に目当ての鳥がでることも多々あるため、朝食や昼食はパン・カップ麺などをデッキで食べる方が多いです。パンやカップ麺は船内でも購入できますが、種類が限られますので、少しは持参された方がよいかもしれません。
・船内には無料のシャワールームがありますが、石けんやシャンプーは持参する必要があります。
・船内での生活には、サンダルがあると便利です。濡れても平気なゴム製のサンダルは、シャワー利用時にも便利です。
・船上では、観察方向が順光になる方のデッキで観察します。しかし、風向きなどでしぶきが激しい時には、逆光側での観察も仕方ありません。
・船上は風もあり、予想以上に寒さを感じることが多いですから、防寒対策も万全にしてお出かけください。
・船内では、3食ともレストランを利用できますが、食事やトイレの際に目当ての鳥がでることも多々あるため、朝食や昼食はパン・カップ麺などをデッキで食べる方が多いです。パンやカップ麺は船内でも購入できますが、種類が限られますので、少しは持参された方がよいかもしれません。
・船内には無料のシャワールームがありますが、石けんやシャンプーは持参する必要があります。
・船内での生活には、サンダルがあると便利です。濡れても平気なゴム製のサンダルは、シャワー利用時にも便利です。
....ということで、夜は更けて2日目に続きます。
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