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高倍率ズームコンデジ(SX50HS)に国産小型照準器を付けてトビモノに挑戦!

手持ちでも撮影できるコンパクトな筐体ながら50倍以上という高倍率の超望遠撮影できることで「キヤノン パワーショット SX60HS」などの高倍率ズームコンパクトデジタルカメラが人気ですが、ファインダーの解像度や反応速度が今ひとつなことから、とてもトビモノ(野鳥の飛翔撮影)を撮る気にはなれないのが難点です。

そこで、「プロバー」や「スイフトII」といった小型軽量の国産照準器を取り付けることで、機材のコンパクトさを維持しつつ、動きの早い野鳥の撮影にも対応できないか試してみたので、ご報告します。

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キヤノン パワーショット SX50HSに取り付けた国産照準器 スイフトII

■高倍率ズームデジカメがトビモノ撮影を苦手な理由

SX50HSをはじめ、高倍率ズームコンパクトデジタルカメラがトビモノ撮影機としての使用に耐えられない理由として、AFの反応スピードが遅い。というのもありますが、一番はファインダーの性能の低さに依るところが大きいかと思います。

以下に理由を挙げてみます。

1.倍率が高いと視野が狭く飛んでいる鳥を捉えられない。

2.ファインダーの解像度が粗い。

3.ファインダーの表示がワンテンポ遅れる。

4.レリーズの瞬間にファインダー像が消失する(ブラックアウト)時間が長い。

1.については、カメラによっては「インテリジェンスズーム」などボタンを押すと一時的に広角にズームアウトしてくれる機能などもありますが、航空機やゆったり飛ぶ鳥には効果があるとしても、速度の早いツバメや小鳥の飛翔撮影には意味を成しません。

2.は、SX50HSの場合、ファインダーの解像度が20.2万ドットと低くて、ある程度近付いてこないと鳥と認識できません。

また、3.の通り、ファインダーの表示を見ながら「ココ!」というところでシャッターを切っても実際に撮れた画像には何も写っていないということもしばしばです。

さらに、4.の通り辛うじてファインダーに捉えても、レリーズした瞬間にファインダー像がブラックアウトして鳥を見失ってしまうという状況に陥ります。

■高倍率ズームデジカメの弱点を国産小型照準器がカバー!

国産小型照準器を使うと、広い視野でリアルタイムで鳥を追い掛けることができるので、不可能だったトビモノ撮影が狙えるようになります。もちろん小型軽量なので、機材のコンパクトさを犠牲にすることもありません。

■照準器撮影の成功の秘訣は、事前の光軸調整作業にアリ!

まず、事前に高倍率ズームコンデジ(今回はキヤノン SX50HSを使用)のホットシューの部分に国産照準器を取り付けて、光軸調整を行っておきます(ホットシューがないカメラの場合は、UV-L等を使用します)。

光軸調整作業とは、カメラのファインダーの真ん中と照準器のドットの位置とを付属の六角レンチで合わせる作業です。

事前に三脚に据えて、よく撮影する距離(大体20mくらい)の目標物を捉えて行います。

三脚を持っていない場合は、安定したベンチや杭に載せて代用することも可能です。

ホットシュー部分の遊びが無ければ、一度光軸調整を行ない、照準器を取り外して再度取り付けても、ほとんど光軸はずれません。

■撮影方法

1.上の通り、事前に光軸調整を行っておきます。

2.カメラの設定をします。

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撮影モードをM(マニュアル)にします。背景が変わっても鳥の部分の露出が変わらないようにする為です。

ISO感度は数値を上げると、シャッタースピードが稼げますが、ISO400以上にしてしまうと画像の解像度が粗くなるので、200か400くらいに留めておきたいところ。

露出は、被写体と同じ色、明るさの場所のところに合わせておきます。気持ちマイナスに補正した方が良い場合が多いですが、何度か試し撮りをして露出を決めましょう。絞りは開放(一番小さい数値)にして、シャッタースピード側で調整します。

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AF設定をサーボAFにします。

ズームは、SX50HSの場合、最大で50倍、焦点距離1200mmまでズームできますが、倍率が高くなると視野も狭くなり、ファインダーに捉えるのが困難になることと、シャッタースピードも遅くなるので、600mm以下に抑えた方が成功する確率が上がります。

3.照準器のドットで飛んでいる鳥を捉えてあとは連写!連写!連写!



■作例

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まずは、河川の上を飛び交うイワツバメにモデルになってもらいました。カメラのファインダーだけで捉えるのは困難ですが、照準器なら何とか追えます。

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田んぼの上を飛ぶツバメをパチリ。ピントに関しては、一眼レフよりも被写界深度が深い(ピントの合う範囲が広い)ので、有利です。

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夏の風物詩である岩場に水を飲みに来るアオバトは、割とカメラマンの近くを飛び過ぎて行きます。

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群飛を狙うのは難しくないです。

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小鳥の飛翔撮影は速度が速いので難易度が高いです。最後のムクドリのカットは近すぎてピントの合焦速度が間に合いませんでした。その点はやはり一眼レフには敵いません。

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トビやウミネコのようなゆったりした鳥のトビモノなら、楽勝です。

ご好評いただいている 国産照準器フェア も7月26日(日)までです!

一眼レフを持っていないから、野鳥のトビモノ撮影は諦めていたという方も、この機会に照準器を手に入れて、トビモノ撮影に挑戦してみてはいかがですか?

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プロバーとの組み合わせもカッコイイですね

Iwamoto

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