オガサワラヒメミズナギドリの営巣地が発見されました!
2012年に再発見され、大きな話題となった「オガサワラヒメミズナギドリ」。
その個体数は非常に少ないと考えられたものの、なにせこれまでの確実な記録が世界で8例しか無かったため、その分布も生態も個体数も全くわかっていませんでした。
そこで今年2月、8例のうち3個体が発見されていた小笠原諸島の東島において調査を行ったところ、10個体の鳴き声を確認。さらに抱卵中の巣を1箇所発見することが出来たのだそうですもちろん世界で初めての営巣確認です
今回の発見によって、本種が小笠原固有の植物を中心とした環境で営巣することや、冬期に繁殖を行うことなどの新知見も得られました。
小笠原では、海鳥を捕食するネズミや在来植物をを駆逐してしまうトクサバモクマオウやギンネムの分布拡大が問題となっていますが、この東島ではこれらの駆除が進んでいるのだそう。こうした生態系保全事業が、オガサワラヒメミズナギドリの営巣地を守る結果となったのですね。
⇒詳細・プレスリリースはこちら
(森林総合研究所さんのHPへリンクします)
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