台湾探鳥・撮影記 with SX60 その4
●11/15
宿泊した阿里山中腹の渓流沿いの朝探で、台湾では見にくい鳥のベスト4に入るというコバネヒタキを観察。
まだまだ暗くて写真はイマイチでしたが、17回目にして初めて出会うことができました。
薄暗い地上近くの薮に生息しているようで、体色も地味ですが、その分、鮮やかな白い眉斑が目立ちますね。
朝食後はバスに乗り、渓流沿いに上流へ向かいました。案内されたのは観光地化した渓谷でしたが、なんと、いきなりシロクロヒタキが近くにいてビックリ。
シロクロヒタキはあまり出会う機会がなく、いろいろな人に聞いてもレアな鳥だと思っていたのに驚きました。SX60のズームを効かせ、約2,700mmで撮影。
また渓谷らしく、周囲にはカワビタキも数個体いました。カワビタキはまったく人を気にせず、かなり近くの堰や岩にとまってビックリ。台湾では普通に出会える鳥ですが、やはり可愛いです。声がカワセミとよく似ており、騙されました

まずはオス成鳥。
つぎは幼鳥。
帰りはバスできた道を徒歩で下り、途中の薬用植物園で観察。どうやら、赤い実をつけたピラカンサにカンムリチメドリが時折来るらしいのですが、あいにくの不在。周辺を少し見て帰ろうかとしたところ、さきほどのピラカンサにシマドリとカンムリチメドリが戯れていました。
まずは、台湾でも日本でも人気のカンムリチメドリ。ピラカンサの実を幾つか食べると、松の葉についた水滴を飲む行動を繰り返していました。
そしてシックなシマドリ。個人的には、大好きな装いです。 午後は移動も長く、夕方に恵孫林場ということを訪ねました。ここのお目当てはヤマムスメだったものの、あいにくの小雨。ヤマムスメは近づいてきたものの、撮影はイマイチでした。でも薄暗い雨模様の天気で、30m先の個体がこれだけ写るのはすごいと思います。
今日もSX60は大活躍でした。
●SX60特設ページ
http://www.hobbysworld.com/original39.html
●SX60商品ページ
http://www.hobbysworld.com/item/12610702/
« 台湾探鳥・撮影記 with SX60 その3 | トップページ | 野鳥の会研究報告書「Strix Vol.30」入荷しました。 »
「Hobby'sスタッフレポート」カテゴリの記事
- レオフォトのビデオ雲台「BV-15」にレンズを載せてみました!(2022.07.01)
- シーズン真っ最中! 厳冬用アイテムを使ってみました。(2022.02.20)
- オオタケカメラさんのヤマセミ撮影ガイドに行ってきました!(2022.01.12)
- スワロフスキー新型コンパクト双眼鏡「CL Curio 7×21」登場!予約受付を開始しました(2021.10.20)
最近のコメント