BIRDER11月号は「イヌワシとクマタカ」!
本日発売のBIRDER11月号、特集は久しぶりの「イヌワシとクマタカ」。
硬派な表紙がかっこいいです
生態や識別、観察の注意点に加え、調査研究が進まない要因や、普及啓発の取り組み、多摩動物園でのイヌワシ繁殖事業などの近年の話題が豊富に盛り込まれており、過去の特集の二番煎じではない新鮮な内容となっています。
印象的だったのは、川を横切るようにしかけられた捕獲棚によって、サケの遡上がせき止められているという北海道の話題。上流域までサケが遡上できなくなったために、それらを冬季の貴重な食料としていたクマタカ、オオワシ、オジロワシといった大型猛禽類の生存が脅かされているのだそう。
連載では、毎回ちょっとマニアックな識別ネタで唸らせてくれる「Young Gunsの野鳥ラボ」に注目です。今回のテーマは冬の田んぼのアイドル、コクマルガラス。“クロマル”“シロマル”は、“黒色型”、“白色型”、ではなくて、齢差だって知ってました?
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