「唐沢流 自然観察の愉しみ方」入荷しました
「唐沢流 自然観察の愉しみ方」といえば、月刊BIRDERの連載としておなじみですが、実はすでに連載100回を越える長期連載なんです。
そんな唐沢流~の中から厳選した25篇に、加筆・修正をくわえた単行本が出版されました。
鳥見をしていると、識別にとっても詳しい方、生態をよくよく観察されている方など、「すごいなぁ」と思う方に出会う機会は沢山あります。
でも、その鳥が食べている植物や、足もとの昆虫にまで同じように興味のアンテナを張り、瞳を輝かせている人を見ると、また違った尊敬の念を感じます。せっかくフィールドに出ているのに、鳥ばかりを追っかけている自分は、とっても勿体無いことをしているような気もしてきたり・・・そんなこと言っても、今は鳥のことで頭も体も手一杯!なんですが
でも本書を読むと、頭でっかちの知識が無くても、視点や切り口を変えるだけで様々なものが見えてくるということがわかります。
大雪のあと、カラの混群が移動する森でひっそりと息をひそめる越冬するトンボ。雪の上を歩くその姿に感動する筆者のまなざしが印象的でした。
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