貴重標本が一堂に!〔山階コレクション展〕のご案内
皆様、本日から池袋の立教大学で「第26回 国際鳥類学会議」が開催されるのはご存知でしょうか。華やかな宣伝はされていませんが、
世界の鳥類学者が一堂に会して情報交換する鳥類学最大の会議!
1884年から4年に1度開催されている歴史ある会議!
過去にアジア圏で開催されたのは2002年の北京大会だけ!
という、ちょっとたいそうな会議なんです。
この会議に合わせ、ご存知、千葉県我孫子市の「鳥の博物館」では、山階鳥類研究所が所蔵する貴重標本を一堂に公開する企画展が開催されています。
展示は前期と後期にわかれており、今月いっぱいは前期の展示です。
世界に3点しかないカンムリツクシガモの標本や、 鳥類史上最も多くの数がいた(一説には50億羽とか)と言われながら、乱獲により絶滅してしまったことで知られるリョコウバトの剥製、ヤンバルクイナのタイプ標本(新しく種の学名を付けたときに、基準として指定された標本)などが公開されています。
9月2日からは後期展示となり、こちらも絶滅鳥として有名なドードーの骨や、130年前に千葉県手賀沼で採集されたコウノトリの標本などが公開される予定だとか。
世界的に見ても貴重な標本の数々が、これだけ一堂に公開される機会は早々ありません。ぜひ足を運んでみてください。
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〔山階コレクション展 ー日本の鳥学を築いた研究所の貴重標本ー〕
http://www.bird-mus.abiko.chiba.jp/Exhibitions/kikakuten/69/69.html
会期:前期 7月12日(土)~8月31日(日)
後期 9月2日(火)~11月30日(日)
場所:我孫子市 鳥の博物館
アクセスなどは「鳥の博物館HP」でどうぞ↓
http://www.bird-mus.abiko.chiba.jp/index.html
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