東京大田区で繁殖するコアジサシの話題
当ブログでも過去に何度かご紹介した、東京都大田区の下水処理場「森ケ崎水再生センター」の屋上で繁殖するコアジサシ。その話題が8月8日付けの毎日新聞に取り上げられていたので、ご紹介します。
→「渡り鳥:すくすくと コアジサシ、ひなの子育て(毎日新聞)」
すでにコアジサシの繁殖ピークは過ぎたものの、今年の森ケ崎は近年まれにみるほど盛況で、1回の調査で300巣を数えたこともあったとか。
当地で永いこと営巣調査をされているNPO法人リトルターン・プロジェクトさんの7月12日付けのブログには、
「今日までの総営巣数は、過去3番目に多く(約800巣)、推定ふ化数は、過去2番目に多いです(約800羽)。」と書かれています。
優秀ですねぇ~!
ただ、そのあとの豪雨では屋上が水に浸かってしまい、流されてしまった卵や水死したヒナも多数出たそうです。海岸や中州に比べると安定しているようにみえる当地でも、やはりコアジサシの繁殖には試練が絶えないですね・・・
こうしたリトルターン・プロジェクトさんの活動は多くのボランティアによって支えられています。
調査の参加に特別な資格は必要ありませんので、興味をもたれた方はぜひ問い合わせしてみてください。次回調査は8月17日(日)を予定しているそうです。

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