欲張りな人向け、道央→天売→道北駆け足鳥見レポート【前編】
6月22日から26日まで、北海道の上半分をぐるっと巡っていた岩本です。一通り成果をご報告します。
22日は、新千歳空港に降りて、クマゲラを拝んで行く予定でしたが、数日前に営巣放棄してしまったとの悲しい報せが入っていたので、そのまま旭岳に向かいました。
途中、肩慣らしに南ふらののかなやま湖によってみましたが、アオバトとキタキツネに会った程度、旭岳の手前でようやくチゴハヤブサに出会えました。
普通に雪が残っています。
翌朝、気を取り直して朝一のロープウェイで登ると、ポイントになっていた第三展望台に直行します、次から次へとカメラマンが増えてくるので、姿見駅のホワイトボードの情報を思い出し、第四展望台に移動することに。
残念ながら、霧が晴れず、ガスの中での撮影となりましたが、目の前まで平気でやってきてくれ、楽しむことができました。
ガスの中で今にも溶けそうな画像ですが、RAWで撮っておき、ちょっとパソコンで後処理してやれば格段に見やすくなります。

After
後処理のやり方は、DPP(キヤノン純正のフォトエディター)で説明しますと、コントラストを高く(DPPでは右へスライド)、シャドウを下げる(DPPでは左へスライド)と霧に溶けそうなギンザンマシコがくっきりしてきます。
尚、無難に撮れるのはやはりカメラマンが集まる第三展望台のようです。
旭岳から一気に山を降り、天売島に向かう船が出航している羽幌に向かいます。
まずは港で名物のウニ丼をと思いましたが、本日は波があり、漁ができなかったとのこと。さすが新鮮なウニを提供している証拠です。
気を取り直し、羽幌から天売島へフェリーで航りますが、ここで問題発生!ウミガラスを観察するには探勝船というグラスボートに乗る必要があるのですが、現在故障中とのこと。
急遽「天売島の自然観察ハンドブック」でもお馴染みの天売島在住の写真家・寺沢孝毅さんが運営されている「海の宇宙館」という施設で、翌朝にボートを出してもらうことになりました(6000円/人、1人なら10000円 事前に要予約のこと)。
宿泊はバーダー御用達の「萬屋旅館」に宿泊。なんと海側の部屋からは運が良ければ居ながらにして ウミスズメ が泳ぐ姿が見られるとか。
今回はウトウどまりでしたが、6月上旬頃が適期のようです。
天売島ならではのウトウの帰巣も体験。すごいの一言。
翌朝、朝一番に寺沢さんにボートを宿の前の前浜漁港から出してもらいました。
天売港を過ぎて、断崖絶壁の海岸沿いを進んで行くと、いました!脚の真っ赤なケイマフリです!寺沢さんが撮影しやすい位置に少しずつボートで近づいてくれます。
かなり近づいても逃げません。そして、飛び立つと紅い脚のよく目立つこと。寺沢さんが天売島の鳥としてオロロン鳥(ウミガラス)ではなく、ケイマフリを推す理由に納得です。
中にはこちらに向かって飛んでくるのもいたり!
ボートでの撮影はいずれも300mmF2.8のテレコンなし(カメラはEOS 7D)で挑みましたが、ノートリミングでちょうど良い感じでした♪
最後に越夏中のゴマフアザラシを拝んで帰港しました。
帰りの羽幌へ向かう高速船では、ウトウやケイマフリ、ハシボソミズナギドリに加えて、ウミスズメもつがいで飛んでくれました。
一路、サロベツへ北上するところで後編をご期待下さい。
ちなみに、ウニは天売島滞在中通して波が高く漁に出られなかったそうで、食べ逃しました(ToT)



















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