春の与那国島→石垣島レポート(2014.03.29~04.02)
年度末で慌ただしい三月末から四月頭にかけて与那国島と石垣島に行ってきましたので、簡単にご報告します。
なぜかいつも鳥が入らないという日本最西端の西崎(いりざき)でパチリ
与那国島は全体に鳥影が薄目なようで、鉄板だと思われた(勝手に思いこんでいた)ヤツガシラがまさかの空振りに終わりましたとはいえ、与那国定番のオオチドリ、クロウタドリ、オオノスリは出会うことが叶い、石垣島でもならではの鳥たちも堪能することができました
オオチドリ夏羽
念願が叶いました
クロウタドリ
学校の芝生にいました。
オオノスリ
距離もあって見ているときはノスリにしか見えなかったのですが、ノスリと比べて頭が小さく見える&尾が長く見える、と言われるとたしかにそんな気がします
あとはキマユムシクイの声が随所で聞かれ、目ぼしいところではマミジロタヒバリ、ギンムクドリ、カラムクドリ、シマアジなどが見られました。
マミジロタヒバリ
気持ち尾と嘴が短いような気がしなくもないですが…
カラムクドリ
ただムクドリは一度も見かけませんでしたさすが八重山ですね。
おまけで寄った(?)石垣島では、カンムリワシに真近で迎えられ、ズグロミゾゴイ、ズアカアオバト、シロハラクイナ、ムラサキサギなども存分に堪能できました。
カンムリワシ
サシバが好きそうな谷戸っぽい環境でよく見られました。電柱の上も大好きです
カンムリワシ 飛び立ち
人間をまったく気にしません。
ズグロミゾゴイ
牛舎周辺が好きなようです。
ズアカアオバト
道端の電線に止まっていて、キジバトかとスルーするところでした。
シロハラクイナ
たくさん見掛けるのに、なかなか撮影できないんですよねこの鳥。
定番の鳥ですが、ハシブトガラスの亜種オサハシブトガラスの大きさがハトサイズなのと、シジュウカラの亜種のイシガキシジュウカラがやたら可愛かったのが、印象的でした。
亜種オサハシブトガラス
あのハシブトガラスがこんなに可愛いサイズだなんてと、初めて石垣島に来ると驚くこと請け合いです。
亜種イシガキシジュウカラ
頬の白が小さくてなかなか可愛らしい
定番の珍しどころでは、レンカクとアカガシラサギを拝むことができました。どちらもまだ冬羽でした。
アカガシラサギ
夏羽になって亜麻色に衣替えしてくれるとド珍鳥なんですが
レンカク
冬羽でしたがきれいです次は夏羽が見たいなぁ
同行した皆様、現地でお会いし、鳥の情報を教えていただいた方々、大変お世話になりました。楽しい充実した鳥見となり、ありがとうございました。
渡りはこれからがシーズン本番ですね渡り鳥とともに離島へ航る準備はよろしいですか
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