[ライバル比較 第1弾] スワロフスキーCLコンパニオンvsカールツァイスConquestHD
機材にしても、図鑑にしても「これとこれで迷っているんですけど・・・」というご相談を多くいただきます。実物を手に取ることが出来ないオンライン上では、“比較”はとっても難しいことなんですよね…。
そこで!当ブログの新シリーズを企画しましたその名もズバリ[ライバル比較]。
第1弾は、スペック・価格が似通った海外メーカーのミドルクラス双眼鏡、スワロフスキーCLコンパニオン 8×30と、カールツァイス ConquestHD 8×32の比較です。
まずは大きさと重さ。これはCLコンパニオンに軍配です。CLは500g、Conquestは630gで、手に取るとすぐに分かるくらいの差があります。CLは親指にあたる部分の窪みのお陰で、持ちやすさも◎。
しかし、接眼レンズを見るとその大きさの差に驚きます。こりゃぁConquestの方がよく見えるでしょう…と思ってしまいます。実際にのぞいてみても、Conquestの方が視野が広く、周辺の解像度もわずかに上といった印象。ツァイスならではの、エッジと明るさの際立つ絵作りは健在です。最短合焦距離が1.5mというのも魅力ですね。
そのあとにCLをのぞくと一転、しっとりと落ち着いた発色に「ほっ」とします。目立った主張は無いものの、しっかりと奥行きが感じられ、これならば長時間の観察でも眼が疲れないだろうなぁと思わせます。
個人的に興味深かったのは、Couquestの方はピントリングを回す量に対してピントの動きが大きく、ちょっと回しただけでピントがグンっと移動し、CLはグーっと余裕があるような動きだったこと。まぁこれは優劣というよりお好みですね
価格はCLが¥113,400-、Conquestが¥85,800-。
お近くに来られる機会があれば、ぜひ実機をご覧にいらしてください
⇒スワロフスキーCLコンパニオン 8×30の詳細はこちら
⇒カールツァイス ConquestHD 8×32の詳細はこちら
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