新分類に対応!初の本格写真図鑑!山渓ハンディ図鑑「新版日本の野鳥」登場!
日本の野鳥の分類の基となる日本鳥類目録が昨年9月に第7版に改訂されてはや1年以上…。新分類に対応した本格的な図鑑の第一弾となります通称"叶内さんの図鑑"とも呼ばれている、山渓ハンディ図鑑「新版 日本の野鳥」の登場です
じつは一昨年の年末に"改訂新版"となったばかりだったのですが、改訂後すぐに分類体系が変わってしまったという経緯があったり…
左が今回発売の「新版 日本の野鳥」、右が前作「日本の野鳥 改訂新版」。
新版となって新分類に合わせて順序を入れ替えた程度の変更かと思っていましたが、中身はかなり進化しています
前作の509種から520種に掲載種11種UPさらに種によっては写真や解説を増やし、新たに分かった識別点も加わり、より見やすく、分かりやすくなっているんです。事実ページ数も655ページ→672ページに大幅に増量されています
そして、最大と言っても良い進化のポイントが↓
ページ数が大幅UPしているのに、厚みは1cm近くDOWN重量も実測値で約900gあったのが、700g弱に軽量化されています当然紙質も薄くはなっていますが、耐久性に不安はなさそうです。
1冊にまとまっているとはいえ、前作の厚みと重さは半端ナイものがあっただけに、この進化はヒジョーに嬉しいです
新分類で種に昇格したオオムシクイやコムシクイも掲載されています
来年1月末には通称真木さんの図鑑「日本の野鳥650」の発売も控えていますが、これを機に図鑑の新調を検討されてはいかがですか
« 鳥獣採集家「折居彪二郎」採集日誌が刊行しました! | トップページ | チョウが舞うヤンバルで、のんびり探鳥! »
「おすすめ書籍」カテゴリの記事
- 図鑑改訂、どこが変わった?(2024.12.05)
- 渡り観察にオススメの書籍~秋の渡り編~(2024.08.30)
- 「Strix(ストリクス)Vol.40」が入荷しています!(2024.08.05)
- 野鳥の専門書、揃ってます。(2024.08.23)
最近のコメント