行徳野鳥観察舎でのヘラシギ講演会のご案内
直前のお知らせになってしまいましたが、12月8日(日)千葉県市川市の行徳野鳥観察舎において、ロシアの鳥類研究者エフゲニー・シロエチコフスキーさんの講演会が開催されます
エフゲニー・シロエチコフスキー博士は、学齢前からご両親の調査に加わって北極圏の鳥たちを見始め、20代半ば(1990年代初頭)からは、シベリア中央部から東に国際北極圏鳥類踏査隊をコーディネートしてこられました。
講演では、これまでに博士が取り組んできた、北極圏で繁殖し日本にもやってる水鳥、特にヘラシギのことを中心とした内容を予定しているそうです。
ヘラシギは、2000年以降急速に減少して、現在 世界に100つがい以下、総個体数では300羽以下と推計される絶滅危惧種。
三番瀬・東京湾にも何年かに1度やってくるこの鳥は、アジア大陸の東側を使い、アラスカの対岸、ロシアの北極圏東端のチュコト半島で繁殖し、毎年、東南アジア・インドまでの7000kmの渡りをします。
ヘラシギの繁殖地での様子や現在の状況を、直接調査・保全活動に携わる研究者本人からうかがえる機会はまたとありません。
どうぞお誘いあわせのうえ、お出かけになってみて下さい。
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