週末は名古屋で「日本鳥学会2013年度大会」
今週末の9月13日(金)~16日(月祝)は、名古屋名城大学天白キャンパスにて「日本鳥学会2013年度大会」が開催されます
鳥に関する日本で唯一の学会の、年に一度の大会ですから、遠方から参加される方も多いこのイベント。
東京大学で開催された昨年の大会では、「日本鳥類目録改訂第7版」が初お披露目されたことも、記憶に新しいところですね。
“学会”と聞くと、敷居が高いような印象ですが、聴講は学会員に限らずどなたでも出来ますし、当日受付もあります。
(当日受付の場合は参加費が5,000円とちょっとお高めですが、3,000円で販売されている要旨集代が含まれているので、実質参加費は2,000円という計算です)
口頭発表プログラムを見てみると、バーダーになじみ深い話題もちらほら。
鈴木俊貴氏によるシジュウカラの警戒声に関する研究は、過去に月刊BIRDERに掲載されていましたね。捕食者によって異なった鳴き声を発するという発見に驚きましたが、その後さらに研究は進んでいるようです。
樋口広芳氏ほかによるハチクマの渡り事例については、昨年秋~今年春にリアルタイム衛星追跡を見守った方も多いことでしょう。
武田恵世氏による風力発電所建設による鳥類への影響についての発表は、環境影響評価制度の問題点について述べられているようで、興味深いところです。
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