オオミズナギドリ越冬の移動経路解明!
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京都府舞鶴市沖の無人島・冠島で繁殖するオオミズナギドリが、日本海沿岸から九州西岸を南下し、数千キロ離れた南太平洋・パプアニューギニア北方海域など南の海まで渡って越冬することがわかったんです!
オオミズナギドリと言えば、航路に乗ればまず先に出迎えてくれるおなじみの海鳥ですよね。海面を薙ぐ群れの様子は陸地から観察出来ることも多く、海鳥なんてからっきしという方でもその姿を目にしたことはあるのではないでしょうか。
そんなオオミズナギドリですが、意外にもその飛行経路や越冬海域についてはこれまではっきりとわかっていませんでした。
そこで2011年にオオミズナギドリの繁殖地として国の天然記念物にも指定されている冠島で捕獲した個体に「ジオロケーター」という装置を装着、翌年回収・解析したところ、上記のような結果がえられたという訳です。
覚えてらっしゃいますか、このジオロケーターという装置、2011年にマミジロとブッポウソウの越冬地を明らかにした研究にも用いられていたものです。
体の小さな鳥には装着出来ない、装着後に回収が必要(つまり翌年同じところに戻ってくる確率の高い種に付けなければ意味がない)といったハードルはありますが、今後も多くの研究に用いられそうです。
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