待望の「日本鳥類目録 第7版」が入荷しました
えっ、「黒い表紙で、何の本か分からないですか.....」(゚ー゚;
そもそも鳥類目録とは、その地域で記録された鳥のリストであり、本書はタイトル通り、日本国内で記録された鳥のリストなのです。(目録という言葉自体を耳にする機会が少ないかもしれませんね)
でも、図鑑の構成をみると、アビやカイツブリ、ウの仲間などが最初の方にあり、カラスで締めくくられているものが多いと思いますが、実はこれ、目録の分類順に並んでいるのです。
とにかく、目録が改訂され、鳥屋の世界は大騒ぎしているのです。
たとえば....
ハヤブサ科がタカ目から外れ、タカ目と離れてハヤブサ目に変更されたり、ヤツガシラがサイチョウ目に変更されたり、サギ科がコウノトリ目からペリカン目に変更されたりなどなど、ベテランであればあるほど、その変更の衝撃を感じていることと思います。
もちろん、前版以降に新たに記録された種も追加されており、何度も観察記録のあったオウチュウやハイイロオウチュウ、あまり聞き慣れないミツユビカワセミやキバラガラ、分類が見直されたコムシクイやオオムシクイなど、初めて目に耳にする種も収録されているはずです。
探鳥会のリーダーさんはもちろんのこと、鳥を勉強される方には必携の1冊ですね。
「日本鳥類目録 第7版」は、情報盛りだくさんで、税込5,500円で~す。
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