北海道の全漁港を紹介!「北海道の港全ガイド」 入荷しました
冬の北海道探鳥といえば、流氷のワシや雪原のタンチョウも良いですが、やはり漁港を巡っての海鳥観察は外せません
漁港巡りのガイドとしてご紹介したいのが、この「北海道の港 全ガイド 」です。
ご覧の通り、本来釣り用に刊行されたもので、北海道のほとんどすべての漁港の地図や釣りポイントの案内、港の景色の写真が紹介されています
じつは、漁港巡りは効率性が命一つでも多くの港を覗いて海鳥の種類を稼ぐのに、本書は強い味方となってくれることでしょう
正月明けに行った道東ツアーでは、霧多布の漁港でコオリガモが間近にいたり、根室港ではクロガモの群れを堪能、斜里漁港にはアビやシロエリオオハムを観察、網走港ではハシブトウミガラスが目の前を横切って行ったりと、それぞれ漁港ごとに違った魅力があることが分かり、漁港巡りの楽しさを実感しました
しかし、漁港巡りで注意したいのは駐車できるスペースやトイレの有無が分からないととても効率が悪いということです今回も行った先の漁港にトイレがなかったり、凍結防止で使用できなかったり、「前の道の駅で用を済ませておけば良かった」と思ったことが何度かありました
本書にはトイレの場所や駐車スペースがマップ上に分かりやすくマーキングされていて、トイレがない場合は近くの道の駅の情報など漁港巡りに欠かせない情報が隈なく解説されているので、初めてでも安全に効率良く漁港での海鳥観察ができそうです
漁港巡りベテランのバーダーにとっても、未開拓の漁港の発掘に使える武器となりそう
野鳥情報の方は、道東方面なら「道東の野鳥情報」がとても参考になります。出てくる漁港の名前を本書で確認し、海鳥ウォッチングを計画するのも楽しいですね
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