はじめての大洗⇔苫小牧航路
衝撃映像チックになってますが、復路では接近していた低気圧の影響で海上はうねりを伴う4メートルの波 隣を走る同クラスのフェリーがご覧の有様になっていました。
往路は甲板に出られましたが、復路は出ないように指示され、外通路からの観察となりました。
外に出ていると波飛沫が船の高さを超えるほど上がり、波を越えて着水するまでの浮遊感が堪りませんフェリーご自慢の船内風呂も中止になるほど、酷い揺れでした。
さて、航路での海鳥観察は一昨年の硫黄島クルーズ以来だったので、いささか識別できるか不安でした。しかし、ガイドの石田さんが「何時方向(船の進行方向を12時と見立てる)トウゾク(カモメ)2羽」という具合に迅速的確に案内して下さるので、海鳥初心者の私でも識別できないもどかしさに苛まれることなく、存分に海鳥を楽しむことができました。
特に11月は5月と並んで種類数・個体数ともに豊富だそうで、コンスタントに海鳥と出会うことができました。
ざっと見られた鳥を紹介してみましょう。
・コアホウドリ
エレガントに優雅に風に乗って飛んでいる姿を頻繁に見掛けました。今回の航路では珍しく、20羽くらいの群れにも遭遇。
・ミツユビカモメとトウゾクカモメ
表情が何とも可愛らしいミツユビカモメから餌を奪うべくマークしているトウゾクカモメ。
今回はトウゾクカモメの多さも印象的でした。
他にはフルマカモメ(トップ画像)やオオミズナギドリが頻繁に現れ、時折、クロアシアホウドリやアカアシミズナギドリ(下の画像)、ハシボソミズナギドリも見られました。
そして、大荒れの復路のご褒美がアホウドリとの出会いです!
計三回現れ、一度は成鳥も見られたようですが、それは見逃しました
とにかくデカイなぁという印象です。近くにいたコアホウドリよりもさらに一回り大きく見えました
ミナミオナがミズナギドリやアカアシミツユビカモメを見たという方もいましたが、私は見られず来シーズンまた、挑戦したいと思います
ふらっとひとりで参加したにも関わらず、ガイドの石田さんはじめ、ツアー参加者の方々も温かく迎えて下さり、楽しい鳥見ができましたありがとうございました
・航路必携のハンドブック
「海鳥識別ハンドブック 」
・ミツユビカモメの群れの中のアカアシミツユビカモメを探すなら、このハンドブックもお忘れなく!
「カモメ識別ハンドブック(改訂版) 」
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