小笠原に行ってきました !!
9/22~27の日程で、2年ぶりの小笠原に行ってきました。今回で12度目の訪問ですが、夏休みが終了後の9月としては大変な混みようで、2等船室に寝転ぶ我々の姿は「市場に並んだ冷凍マグロ状態」...といえば、想像がつくでしょうか。
まずご覧頂いたのは、母島のメグロとメジロです。繁殖を終えたこの季節、メグロはやや見にくくなるので、早朝から山地の車道近くで観察していましたが、探鳥を終えようかというとき、集落の中にメジロが群れているパパイヤを発見。メグロも時折訪れており、メジロとのツーショットを頂きました。
続いてご覧頂いたのは、やはり母島のオガサワラノスリです。若い個体でしたが、民家裏の枝に止まってくれました。別な個体と鳴き交わしていたので、もう1羽が近くにいたようです。この個体はとくに近くで観察でき、なんと集落の中心の普通の電柱にも止まりました。
行きの航路では、アカアシカツオドリも出現しました。硫黄島クルーズではお馴染みの鳥ですが、小笠原航路で観察すると、うれしさも倍増ですね。普通のカツオドリも多数出現し、船に驚いて飛び立ったトビウオをさかんに狙っていました。
最後に紹介するのはアメリカウズラシギです。父島属島の南島を訪れた際、いつもの池で採餌しているところを発見。足がほとんど浸かるような深いところで飛び跳ねながらエサをついばんでいましたが、なにを思ったか、我々の目の前に飛んできました。さすが小笠原、人間の心だけでなく、鳥の警戒心をも解くほど癒しのオーラで満ちあふれているようですね。
今回は300mmの短いレンズしか持っていかなかった割には、たくさんの成果が得られました。(今まで、重いレンズを持ち歩いたのは何だったのでしょうか...)
現地のガイドさんによると、世界遺産登録後には、自然にまったく興味を示さない観光客が増えているとのことで、宿も取りにくくなっています。少し経てば落ち着くでしょうが、近々の訪問を予定されている方は、どうぞ早めに計画を立てられることをおすすめ致します。
さてさて、13度目はいつ行こうかな...。
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