ケアンズ探鳥記 其の参
がんばって第3弾・最終章です。
ケアンズ探鳥で観察できる代表的な種を紹介します。
ケアンズには原色系の鳥がたくさんいますが、カラフルさでいえば、このゴシキセイガイインコにかなう種はいないでしょう。この写真の個体群は、木の洞にたまった水を飲んでいますが、海岸線のナイトマーケット周辺には、約2000羽が集まるねぐらもあるのです。
また、インコはコンパニオンバードとしても人々に広く愛されていますが、インコは人間以上に愛情表現が豊かな鳥です。こんなかんじで....ね。誰です、羨ましいなんて言っているのは?
次は、白と黄色と黒のパターンが美しいホオジロキバネミツスイです。これは内陸の湖畔で撮影しました。
そして同じところには、赤と黒の美しい小鳥もいました。その名もクレナイミツスイ。姿も名も美しいですね。
次は白と黒のエレガントな小鳥・ヨコフリオウギヒタキですが、この鳥はどこにでもいました。ちょうど、ハクセキレイのような感じですね。
これも白と黒ですが、ソデグロバトは海岸線に分布しています。飛翔パターンはソデグロヅルと同じような感じで、本当に美しいハトです。
ノガンと名が付くので警戒心が強い鳥のように思われるでしょうが、オーストラリアオオノガンは、「いるところにはいる鳥」でした。案内されたところでは何個体もあっさり見られました。
さてさて大トリは何でしょうか? 写真だけだとよく分からないですよね。
大トリといっても鳥ではないのですが、卵を産みます。鳥ではないのですが嘴があります。そう、哺乳類の中では歴史の古~いカモノハシなのです。このカモノハシは想像以上に小さく、ガイドの「黒いスリッパが浮いているようなもの」という表現に、一同、納得してしまいました。
以上、まだまだ紹介しきれませんが、今回はこれにて打ち止めとさせて頂きます。
ケアンズは日本から訪れるバーダーも多いのですが、今回はじめて出かけてみました。
鳥の種類の多さにも驚きましたが、カンガルーやワラビー、フクロモモンガ、カモノハシなどの哺乳類をはじめ、トカゲやカエル、チョウなどもたくさん観察できました。
機会があれば、もう一度でかけてみたいですね
そうそう、お出かけの際には、短いレンズやビデオもあるといいですよ。
昨年11月の台湾に続き、今回もコーワPROMINAR 500mm F5.6 FLを試してみましたが、この機動性は遠出の際にはすてがたいですね。
マニュアルの楽しさ、どうぞ皆さんも体験してみて下さい。
ホビーズワールドは、いよいよ明日が初売りとなります。
皆さんの年末年始のお話しも、ぜひお聞かせ下さいね。
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