パナソニック GH2でデジスコ!?
先日ついに、パナソニックのマイクロフォーサーズ一眼「GH2」を購入しました。じつは、お客様が、コーワのTSN-774+TE-10Z(ズーム接眼レンズ)に45mmマクロを組み合わせてデジスコをされていて、なんと20倍から60倍まで、ケラレなく使えるんです
実際にフィールドで触らせてもらったのですが、一眼のレスポンスの良さを生かしつつ、デジスコ並の高倍率で撮れる感覚にすっかりはまってしまい、動画も撮れるGH2を手にするに至りました。
さぁ早速「TE-10Z」で試そうと思ったのですが、現在ズーム接眼は、昨日のブログの通り、道東に出張している関係上、TE-17W(30倍接眼レンズ)、TE-20H(25倍ロングアイレリーフ接眼レンズ)、TSN-VA3(14倍ビデオアダプター)の3種類の接眼レンズで試用。カメラ側に付けるレンズは、ライカDG45mmマクロ、14mm-45mmズームレンズでケラレ具合を検証してみました。ちなみに使用スコープはコーワ TSN-774です。
■TE-17W(30倍接眼レンズ)の場合
・「45mmマクロ」→ケラレ周辺減光なく使用可能
実焦点距離:2,700mm
・「14-45mmズーム」→全域ケラレ
■TE-20H(25倍LER接眼レンズ)の場合
・「45mmマクロ」→ケラレ周辺減光なく使用可能
実焦点距離:2,250mm
・「14-45mmズーム」→28mm部のみケラレ・周辺減光なし
実焦点距離:1,400mm
■TSN-VA3(14倍ビデオアダプター)の場合
・「45mmマクロ」→ケラレ周辺減光なく使用可能
実焦点距離:1,260mm
・「14-45mmズーム」→35mm-42mm域ケラレ・周辺減光なし
実焦点距離:980mm-1,176mm
上35mm部、下42mm部
※掲載した画像はガラス越しに撮ったものなので、参考程度にお考え下さい。編集はリサイズのみ、撮影条件はISO160、露出補正-0.7に設定しています。
気になる画質ですが、やはり、倍率は欲張らない方がきれいに写ります。また、S95などのデジスコシステムと比べると解像度は落ちますが、一眼の操作性、レスポンスで撮れるという点で大きなメリットがありそうです。
オートフォーカスは効きもよく、EVF(液晶ビューファインダー)でのピント合わせの感触も悪くないのも大きな魅力です。
実質、使えそうなシステムは、VA3かTE-20H+14-45mmの組み合わせでしょうか。フィールドで実践投入して改めてレポートしたいと思います。噂では、ライカの25mmが春頃に発売されるようなので、そちらの登場にも期待したいところです。
参考までに、「45mmマクロ」のフィルター径は46mm、「14-45mmズーム」は52mmになります。DA10+アダプターリングやTA4+ステップアップリングで接続可能です。
« 発売開始! コーワ望遠レンズ用「プリズムユニットTP-88EC1」を試しています | トップページ | 香港を含む中国の野鳥を扱った写真図鑑入荷! »
「観察&撮影機材」カテゴリの記事
- コーワブランド双眼鏡 シリーズごとの特徴(2024.08.11)
- ツァイス キャッシュバックキャンペーン 第2弾本日より開催!(2024.07.08)
- コーワの中口径スコープ TSN-664Mの良さ(2024.07.07)
最近のコメント