台湾探鳥 with PROMINAR 500mm(台湾本土編)
25日の夜、台湾から帰国しました。
金門島編に続き、 PROMINAR 500mm+ペンタックスK7で撮影した台湾本土編を紹介します。
まずは、朝日を浴びて輝くゴシキドリ(タロコ)です。太陽がまだ低いため、ちょっとコントラストの強い画像になってしまいました。原版の2/3ほどの大きさにトリミングしています。
お次は、11度目の台湾訪問にして初めて撮影したヒゴロモ(オス)です。日本では、同じオリオールの仲間のコウライウグイスが時折観察されますが、この仲間は赤や黄色で派手なんですね。30mくらい先に止まっており、原版の1/6程度にトリミングしました。
今回は高山にも行きました。台湾というと沖縄に近いイメージがあるかと思いますが、実は、富士山よりも高い山がいくつもあるのです。今回の最高地点は3200mを超えており、皆さん軽いめまいを感じていました。そんな環境にいる鳥といえば、そう日本でもお馴染みのイワヒバリです。原版の1/3程度にトリミングしています。
さて次は、モナークの英名を持つクロエリヒタキ(オス)です。偶然目の前に現れたところを撮影できました。美しい鳥ですね。原版の1/3程度にトリミングしています。
最後は、なんとハチミツ屋さん裏に現れたハチクマです。冗談ではなく、ハチミツ屋さんの廃棄物を狙っているようで、4羽も集まってきました。そのなかの1羽ですが、小さくてよく分からない...ですか?ならば、
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《全体的な試用感》
さてさて、今回はPROMINAR 500mm+ペンタックスK7の組み合わせを海外で試用してみましたが、予想を超える好感触が得られました。
【画質が◎】
コストパフォーマンスだけでなく、実用性の高いレベルにあると思います。
【取り回しが◎】
通常使用しているキャノンの500mmと比較すると軽く、三脚や雲台まで含めた全体のシステムが軽量化されました。これなら、非力な女性でも扱えそうですね。
【収納が◎】
荷物の制限のある海外では、レンズ本体とマウントアダプターが分解できるのは便利でした。収納は遠出だけでなく、近場で使用する際にも重要なポイントです。
【ペンタックスとの相性がとくに◎?】
カメラに内蔵された手ぶれ補正も機能していました。私はキャノンユーザーですが、ペンタとの組み合わせは、このレンズの性能を最大限に発揮してくれるのかもしれません。
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最後に、今回の三脚と雲台を紹介します。 --------------------------
三脚:ベンロC-2180T(1.06kg)
雲台:ジッツオGH2720FQR(0.7kg)
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どうです、軽いでしょ?
もちろん、条件が許せば別な選択肢もありますが、重量や大きさの制約のある海外ではとても助かりましたよ。最後にもう一度、「このレンズは、機動性抜群の500mmでしたぁ」
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