ひと目でわかるワシタカシート発売!と白樺峠レポート(第一陣)
Hobby's店長の恒例行事ともなっている長野県白樺峠のタカの渡りの季節がやってきました。
今回は、その店長よりも一足早く、定休日を利用しての弾丸ツアーを敢行した、私を含む店長“以外”のスタッフによる白樺峠報告をお送りします!
と、その前に真っ先にお伝えしたい新商品があるので先にご紹介させてください!谷口高司先生がイラストを手掛けられたひとめでわかるワシタカ(識別シート2枚組み)本日発売です
シートタイプであることの利点は、なんと言っても比較が容易であること。
ページをめくらずに種類を調べることが出来ますし、幼鳥や成鳥、♂♀、ハチクマなどは、淡色型や暗色型などタイプの違いによるバリエーションも一通り揃っているので、タカの渡り観察にも大活躍なんです
これからタカの渡り観察に出かけられる方に自信を持っておすすめしますよ。
そうそう、白樺峠では本日より、現地売店でも販売を開始するそうです。準備し忘れた!という方も安心ですね。
--------------------------------------
さて、では改めて白樺峠レポに移ります。
月曜閉店後発ち、道の駅で車中泊し、火曜一日タカを見て夕方には帰路に付くという嵐のような日程です。
朝6時過ぎに下の駐車場に到着して、上ること15分程でしょうか、カラマツとシラカバの林を抜けると一気に視界が開け、タカ見の広場に到着です。
気持ちの好い青空には、イワツバメやアマツバメ、時折ハリオアマツバメがすごいスピードで飛び過ぎて行きます。うーん早さに付いていけず、ものにできたのはこの一枚きりでした
天気はタカ渡り日和ですが、サシバやハチクマはさっぱり、まずはツミが登場!
10:30頃には、クマタカ若がこちらに向かって飛んできてそのまま真上で旋回
タカ見のギャラリーは大興奮!この日一番の盛り上がりでした
お昼近くになるとようやくサシバやハチクマが湧き出しました!
さてさてここで「ひとめでわかるワシタカシート」を取り出して比較してみると……ハチクマ中間型のようですね!おぉ分かりやすい!
このままタカ柱になるか!?と期待しましたが、後が続かず。午後も、ちらほらと散発で飛ぶ程度でした。
とはいえ終わってみれば、ツミ、ハチクマ、サシバ、ハヤブサ、チョウゲンボウ、オオタカ、ミサゴ、トビ、ノスリと猛禽だけで10種を数え、猛禽以外にもサメビタキ、コサメビタキ、ホシガラス、サンショウクイ、アオバトと渡り鳥にも恵まれ、存分に楽しむことができました。
店長が白樺峠を熱く語る気持ちがよく分かりました
ちなみに、現在白樺峠に滞在中の店長からの情報によると、昨日今日と雨模様でタカは飛ばず、天候が快復する明日以降の週末に期待とのことです。
追記:下の駐車場でブユのような小さな虫に刺されて痛痒かったとのことなので、これから向かう方は虫除けがあった方が良いかもしれません。
« クールピクスS5100展示開始! | トップページ | 今月のバーダーは鳥と植物のおいしい関係!それと話題のキツツキ情報も。 »
「Hobby'sスタッフレポート」カテゴリの記事
- ロッキー松村の観察&撮影教室 3月10日 国立科学博物館付属自然教育園観察 実施レポート(2024.03.17)
- 野鳥界隈からCP+(シーピープラス)2024を振り返って(2024.02.26)
- 11/18開催の「OMシステム コラボイベント」のNote記事が公開されました(2023.12.13)
- 中村利和さんの写真集「鳥の肖像」サイン入りで限定入荷しました!(2023.11.25)
- ロッキー松村 葛西臨海公園観察&撮影教室 下見レポート(2023.09.11)
最近のコメント