井の頭公園でオシドリの生態を学ぶチャンス
東京のサクラも満開をすぎましたが、まだまだ我々の眼を楽しませてくれていますね。
満開のサクラの美しさには圧倒させられますが、風に舞うサクラの花びらも風情がありますよ。
昨日、外出したついでに井の頭公園に立ち寄りましたが、水面のサクラの花びらを掻き分けるように泳ぐオシドリやキンクロハジロ、カルガモ、オオバンなどが、すぐ間近で観察できました。
最近はどこにでもいる...というくらいに増えてしまったオオバンですが、あの白い額板が、水面のサクラの花びらと同じように見えることに驚きました(まさかカモフラージュ?)。
またオシドリは池・南西の弁財天のあたりでよく見られましたが、オス・メスがすぐ間近の木に止まって休息したり、住居探しをする行動などが観察でき、生態を学ぶには最適の環境でした。設置された水面近くの巣箱に入る場面にも遭遇しましたよ。
ご存じのように、井の頭公園のオシドリは飼育されている個体で足輪がついてますが、中には足輪のない個体もいました。野生個体も居着いているという話しを聞いたことがありますが、いずれにしても、自然に近い状態で繁殖している貴重な公園なんですね。
池にはカイツブリやカワセミもいましたから、どうぞ一度、お出かけになってみて下さい。
鳥見には、一年で最高の季節かもしれませんよ。
《ご注意》
・天候によってはかなりの人出がありますので、通路をふさがないようにご注意下さい。(場所によっては、三脚が立てられないこともあると思いますが、300mmの手持ちで充分でした)
写真1 昨日(4/8)・井の頭公園の景観です。
写真2 サクラの花びらの中を泳ぐキンクロハジロ
写真3 嘴上の額板は、まるでサクラの花のよう...
写真4 枝の上のオシドリ夫婦
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